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前ももの張り・反り腰対策に「片足ヒップヒンジ」|股関節を使える身体へ

執筆者の写真: 助川 友樹
助川 友樹
6 時間前
読了時間: 8分

「少し運動すると、前ももばかりパンパンになる…」

「お尻を鍛えたいのに、なかなか使っている感じがしない…」

「反り腰や腰まわりの張りも気になる…」


前ももの張りを気にする女性

そんな方におすすめしたいのが、片足ヒップヒンジです。


ヒップヒンジとは、簡単にいうと股関節を中心に身体を折りたたむ動きのこと。


スクワットのように膝を大きく曲げ伸ばすのではなく、

股関節を使って身体をコントロールすることで、

お尻やもも裏を含めた身体の後面を効率よく使いやすくなります。


今回は、前ももの張りが気になる方や、股関節をうまく使えていない方に向けて、

片足ヒップヒンジのやり方とポイントを解説します。



前ももが張るのは「前ももが悪い」から?

まず、ここは誤解しないでほしいポイントです。

前ももにある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、

立つ・歩く・階段を上るなど、日常生活で重要な筋肉です。


そのため、

「前ももを使わないようにする」ことが正解ではありません。

大切なのは、前ももだけに負担が偏っていないかということです。


例えば、身体を前に倒したり、しゃがんだりする動作で、

股関節よりも膝の動きに頼りすぎていると、

結果として大腿四頭筋の仕事量が大きくなることがあります。


一方で、股関節を適切に曲げ伸ばす能力があると、お尻やもも裏なども含めて、

身体を協調して動かしやすくなります。


つまり、「前ももを休ませる」のではなく、身体全体で仕事を分担できるようにする。

これが大切です。


ヒップヒンジとは?

ヒップヒンジの「ヒンジ(hinge)」とは、

蝶番(ちょうつがい)のような動きという意味です。


股関節を支点にするように、骨盤と上半身を前後に動かします。


例えば、

  • 物を床から拾う

  • お辞儀をする

  • 椅子から立ち上がる

  • 階段を上る

  • スポーツで身体を構える


といった動作でも、股関節を使った身体のコントロールが必要になります。

ここで重要なのは、

腰を動かして前に倒れるのではなく、股関節から身体を折りたたむことです。


片足ヒップヒンジのやり方

① 基本姿勢をつくる

足を揃えて立ち、片足を後ろに軽くつけます。

両手は骨盤に添えておきましょう。

このとき、後ろ脚に体重を逃がさず、前脚をメインに身体を支えることがポイントです。

目安としては、前脚9割・後ろ脚1割程度。

後ろ脚はあくまでバランスを補助するイメージです。


② 前脚の膝を軽く緩める

前脚の膝をほんの少し曲げます。

ここで膝を完全にロックする必要はありません。

むしろ、膝を軽く緩めた状態で、股関節から身体を動かせることが重要です。


③ お尻を後ろへ引く

ここから、お尻を後ろへ引くようにして、股関節から上半身を前に倒します。

「腰を曲げる」のではなく、

「股関節を折りたたむ」

という感覚を持ってください。

このとき、骨盤だけを大きく前傾させたり、

腰を反ってお尻を突き出したりしないように注意します。


④ 前脚の足裏で床を押して戻る

十分にコントロールできる範囲まで身体を倒したら、前脚の足裏全体で床を踏みます。

そこから股関節を伸ばし、元の立位へ戻ります。

意識したいのは、

「前脚で床を押す → 股関節が伸びる → 身体が起きる」

という流れです。


片足ヒップヒンジで意識したい3つのポイント

① 腰を反らない

ヒップヒンジというと、

「お尻を後ろに突き出す」というイメージを持つ方も多いと思います。

しかし、これを強く意識しすぎると、腰椎を過剰に反ってしまうことがあります。

特に反り腰傾向のある方は注意が必要です。

大切なのは、

腰を反ってお尻を突き出すことではなく、骨盤と胸郭の位置を保ちながら股関節を動かすこと。


② 膝を完全に固定しない

「股関節を使うなら膝を曲げない方がいい」

と思うかもしれませんが、これは違います。

膝は軽く曲がってOKです。

重要なのは、膝を動かさないことではなく、膝と股関節が協調して動くこと。

身体の動作は、股関節・膝関節・足関節などがそれぞれ独立して働くのではなく、

連動して力を発揮しています。


③ 足裏全体で床を感じる

片足で身体を支えるとき、足裏の感覚も重要です。

足の外側だけに体重が乗ったり、つま先側に偏ったりすると、

膝や股関節の動きをうまくコントロールできなくなることがあります。

まずは、「足裏全体で床を踏む」ことを意識してみましょう。


よくあるNGフォーム

❌ 腰を反ってお尻を突き出す

腰椎の伸展(腰を反る動き)が強くなり、股関節ではなく腰で動いてしまうことがあります。


❌ 膝を前に出さないことだけを意識する

膝が前に出ること自体が悪いわけではありません。

膝の動きを過度に制限するよりも、股関節と膝が適切に協調して動いているかを見ることが重要です。


❌ 深く倒れることを目標にする

身体を深く倒せれば良いわけではありません。

腰が反ったり、骨盤の位置が崩れたりするのであれば、そこまでの可動域は必要ありません。

「正しくコントロールできる範囲」を大切にしましょう。


片足ヒップヒンジの回数・セット数

まずは、左右20回 × 3セットを目安にしてみてください。

ただし、回数をこなすことが目的ではありません。

20回できてもフォームが崩れてしまうのであれば、10回程度に減らしても問題ありません。


大切なのは、

「前ももを使わない」ことではなく,

「股関節から動き、お尻やもも裏も含めて身体を協調させる」こと。


前ももの張りを改善するために大切なこと

前ももが張るからといって、

「大腿四頭筋が硬いからストレッチしよう」

「お尻が弱いから鍛えよう」

だけで解決するとは限りません。


前ももの張りには、

  • 立ち方

  • 歩き方

  • 足部の使い方

  • 股関節の可動性

  • 膝関節のコントロール

  • 骨盤と胸郭の位置関係

  • 体幹のコントロール

など、さまざまな要素が関係しています。


だからこそ、筋肉を単純に「硬い・弱い」で判断するのではなく、

「その筋肉が、動作の中でどのような役割を担っているのか」を見ることが大切。

片足ヒップヒンジは、その動作を見直すためのシンプルなエクササイズのひとつです。


まとめ

前ももの張りが気になるからといって、前ももを悪者にする必要はありません。

大切なのは、

股関節・膝・足部・骨盤・体幹が協調して動ける身体をつくること。


そのための練習として、片足ヒップヒンジを取り入れてみてください。


「前ももを鍛えない」ではなく、

「身体の後面も含めて、必要な場所で力を使えるようにする」

という視点で取り組むことが、姿勢や動作を見直すうえで重要です。



前ももの張りや姿勢の崩れを、自分だけで改善できない方へ

前ももが張るからといって、単純に「前ももをストレッチすればいい」

「お尻を鍛えればいい」とは限りません。


立ち方や歩き方、足裏の使い方、股関節の動き、骨盤と胸郭の位置関係など、

身体の使い方によって負担のかかる場所は変わります。


grlowパーソナルジムでは、一人ひとりの身体の動きや姿勢を確認しながら、

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grlowパーソナルジムとは

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この記事の執筆者

助川友樹

パーソナルトレーナー歴13年、通算1万件以上指導。


grlowパーソナルジム代表トレーナー助川友樹

自らの姿勢に愕然とし、筋トレだけでなく

ストレッチやピラティス・ヨガの要素を取り入れ

極度の猫背・ストレートネック、慢性肩こり・腰痛、ウエストの太さを克服。


様々な症状や悩みに合わせメニューを提案する幅広い引き出しの多さが

高齢者~ビジネスパーソン、産後ケアまでご好評いただいてます。


資格:


​・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー


・BFR認定トレーナー(加圧)


・健康管理士一般指導員


・南カルフォルニア大学 人体解剖修了



経歴:​


2013年3月  新潟県トレーナー系専門学校卒業


2013年4月  某タレント有名パーソナルトレーニングスタジオに就職


2015年10月  副店長に就任。社内研修担当としても活動


2018年3月~ 独立し、grlowパーソナルジムをオープン。 現在9期目
















 
 
 

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