【気象病の正体】実は「耳のセンサー」が原因?内耳と気圧変化の意外な関係
- 助川 友樹
- 7月17日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
渋谷鶯谷町で活動をしている肩こり・腰痛・ぽっこりお腹・脚のむくみ
などにお悩みのあなたの味方
姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム【grlow(グロウ)パーソナルジム】の助川です。
今回は、季節の変わり目や雨の日になると現れる
「頭痛」「めまい」「だるさ」などの不調――
いわゆる「気象病(天気痛)」について、
特に注目されている【内耳(ないじ)】との関係をわかりやすく解説します。

◆ 気象病ってなに?どうして起こるの?
気象病とは、気圧・湿度・気温などの変化が引き金となって起こる体調不良の総称です。
主な症状は次のようなもの:
頭痛・片頭痛
めまい・ふらつき
首こり・肩こり
耳の詰まり感
気分の落ち込みやイライラ
「天気が悪くなる前に不調が出る」なんて経験、ありませんか?
それ、耳の中の“気圧センサー”が関係しているかもしれません。
◆ 耳の中にある“気圧センサー”とは?
耳の奥には「内耳(ないじ)」と呼ばれる器官があります。
内耳は、主に以下のような働きをしています:
三半規管・前庭:体のバランスをとる(平衡感覚)
蝸牛(かぎゅう):音を感じる(聴覚)

この三半規管や前庭が、
実は「気圧の変化」にも敏感に反応するセンサーのような役割を持っているんです。
◆ なぜ耳が気圧に反応して不調が出るの?
気圧が下がる(=低気圧が近づく)と、
内耳にあるリンパ液のバランスが崩れやすくなります。
すると脳が「異常だ」と判断して、以下のような反応が起きることがあります。
頭痛やめまい
自律神経の乱れ
吐き気や耳の閉塞感
これは、「乗り物酔い」に似たメカニズムです。
◆ 内耳が“過敏”な人の特徴
以下のような人は、内耳の気圧センサーが敏感で、
気象病を感じやすい傾向があります:
乗り物酔いしやすい
天気の変化で頭痛が起きる
寝不足・ストレスが多い
メニエール病や耳の不調がある
自律神経が乱れやすい(不規則な生活)
◆ 自分でできる!内耳ケア&気象病予防法
気象病を予防・軽減するためには、
内耳の血流を良くするケアや、自律神経を整える生活習慣が効果的です。
▶︎ 1. 耳たぶマッサージ
耳たぶを上下・横にゆっくり引っ張る
耳を前後にぐるぐる回す(各10回)
耳の後ろ(乳様突起)を軽くほぐす
内耳への血流を促し、センサーの過敏さを緩和します。
▶︎ 2. 首・肩のストレッチ
首を左右にゆっくり倒す
肩を大きく回す
胸を開いて深呼吸
気象病の人は、首まわりが固くなっていることが多いです。
首・耳周辺の筋肉をゆるめておきましょう。
▶︎ 3. 規則正しい生活とリラックス習慣
睡眠をしっかりとる(7時間以上)
スマホやPCの見すぎに注意
深呼吸やぬるめの入浴でリラックス
自律神経のバランスが整うと、気象病の症状も軽くなります。
◆ まとめ:耳のケアが「気象病」改善のカギ
ポイント | 内容 |
内耳の役割 | 気圧変化を感じ取るセンサー |
過敏になると? | 頭痛・めまい・耳のつまり・自律神経の乱れなど |
ケア方法 | 耳のマッサージ・首肩のストレッチ・生活リズムの見直し |
天気に体調が左右されやすいあなたへ
「なんとなく調子が悪い…」「天気が崩れると不調になる…」
そんな時は、自分を責めずに「耳が敏感に反応してるんだな」と理解して、
やさしくケアしてあげてくださいね。
grlowのパーソナルトレーニングとは
【サービス内容】
〇姿勢改善: 正しい姿勢を身につけることで、肩こりや腰痛の軽減・スタイル改善を図ります
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この記事の執筆者
助川友樹
パーソナルトレーナー歴11年、通算1万件以上指導。

資格:
・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
・BFR認定トレーナー(加圧)
・健康管理士一般指導員
・南カルフォルニア大学 人体解剖修了
経歴:
2013年3月 新潟県トレーナー系専門学校卒業
2013年4月 某タレント有名パーソナルトレーニングスタジオに就職
2015年10月 副店長に就任。社内研修担当としても活動
2018年3月~ 独立し、grlowパーソナルジムをオープン。 現在8期目
年齢を重ねても自分の力で生活が出来る、いつまでも現役で仕事ができるようになる
トレーニング内容が
高齢者~ビジネスパーソンまで幅広く支持されています。
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