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姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム【grlow(グロウ)パーソナルジム】の助川です!
寝る前の糖質過多が引き起こす身体の影響
現代の食生活において、糖質は重要なエネルギー源ですが、
特に寝る前の糖質摂取がもたらす影響については注意が必要。
本記事では、寝る前の糖質過多が身体に与える影響を、科学的なエビデンスを基に解説します。
1. 糖質と睡眠の関係
糖質は消化されてブドウ糖として血中に吸収され、エネルギー源として利用されます。
しかし、就寝前に過剰な糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇し、その後急降下することがあります。
この血糖値の変動は、睡眠の質に悪影響を及ぼすことが研究で示されています。
ある研究(Wang et al., 2018)では、就寝前の高糖質食が睡眠の質を低下させることが示されました。
特に、深い睡眠の時間が短くなり、夜中に目が覚める回数が増加することが観察されています。これは、血糖値の変動が体内のホルモンバランスを乱すことによるものです。
2. インスリン抵抗性のリスク
寝る前の糖質過多は、長期的に見てインスリン抵抗性のリスクを高める可能性があります。インスリンは血糖値を調整するホルモンですが、
過剰な糖質摂取が続くと、体はインスリンに対する反応が鈍くなります。
これが進行すると、2型糖尿病のリスクが高まります。
研究(Zimmet et al., 2016)によると、夜間の糖質摂取が多い人は、
インスリン抵抗性が高まり、結果として血糖値のコントロールが難しくなるとされています。
このような状態は、睡眠中のホルモン分泌にも影響を及ぼし、
特に成長ホルモンやコルチゾールのバランスが崩れることが知られています。
3. 体重増加と肥満のリスク
寝る前の糖質摂取は、体重管理においても大きな影響を及ぼします。
特に、夜遅くに高カロリーな食事を摂ることで、体はそのエネルギーを消費する時間が少なくなり、脂肪として蓄積されやすくなります。
あるメタアナリシス(Horne et al., 2015)では、
夜間に食事を摂ることが肥満のリスクを高めることが示されています。
特に、糖質の多い食事が体脂肪を増加させる要因となることが強調されています。
このため、寝る前の糖質過多は、体重管理において避けるべき習慣と言えるでしょう。
4. メンタルヘルスへの影響
寝る前の糖質摂取がメンタルヘルスに与える影響も無視できません。
血糖値の急激な変動は、気分やストレスに関わるホルモンのバランスを乱すことがあり、これが不安や抑うつの症状を引き起こす可能性があります。
研究(Graham et al., 2020)では、食事のタイミングや内容がメンタルヘルスに与える影響について調査されており、特に高糖質食が不安感を増加させることが示されています。
寝る前の甘いものや炭水化物を多く含む食事は、
脳の神経伝達物質に影響を与え、睡眠障害や気分の不安定さを引き起こす要因となります。
5. まとめ
寝る前の糖質過多は、睡眠の質の低下、インスリン抵抗性のリスク増加、体重増加、さらにはメンタルヘルスへの悪影響を引き起こす可能性があります。
これらの問題は、長期的には生活習慣病や精神的な問題につながることもあります。
したがって、健康的な生活を送るためには、特に就寝前の食事に注意を払い、糖質の摂取を控えることが重要です。
睡眠の質を向上させるためには、
夕食の時間を早め、低糖質で栄養バランスの取れた食事を心掛けることが推奨されます。
今後の健康のために、食生活を見直す良い機会かもしれません!
この記事の執筆者
助川友樹

資格:
・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
・BFR認定トレーナー(加圧)
・健康管理士一般指導員
・南カルフォルニア大学 人体解剖修了
経歴:
2013年3月 新潟県トレーナー系専門学校卒業
2013年4月 某タレント有名パーソナルトレーニングスタジオに就職
2015年10月 副店長に就任。社内研修担当としても活動
2018年3月~ 独立し、grlowパーソナルジムをオープン。 現在6期目
ボディコンテストやトライアスロンにも出場経験有り。
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