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寝ている間に足首が硬くなる?仰向けでの角度と体への影響

執筆者の写真: 助川 友樹助川 友樹

こんにちは!

渋谷鶯谷町で活動をしている肩こり・腰痛・ぽっこりお腹・脚のむくみ

などにお悩みのあなたの味方

姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム【grlow(グロウ)パーソナルジム】の助川です。



仰臥位(あおむけに寝た状態)での足首の角度について考えたことはありますか?

普段意識することは少ないかもしれませんが、医療やリハビリの分野では、

足首の角度が筋肉や神経の状態を評価する重要なポイントになります。


この記事では、仰臥位での足首の角度について、リラックス時や動作時の変化を分かりやすく解説します。


仰臥位での自然な足首の角度

仰臥位でリラックスしている場合、足首の角度は約90度に近いことが一般的です。

この角度とは、足の裏が床や天井とほぼ垂直になる状態を指します。


足首の角度
足首の角度が正常な方
足首の角度
ふくらはぎが硬く足首の角度に問題がある方

しかし、筋肉の柔軟性や緊張の状態によって、角度は微妙に変化することがあります。



状況による足首の角度の変化

① リラックスしている場合


リラックスした状態では、足首が軽く下を向く(底屈方向)ことがあり、

90度よりやや開いた角度になることが多いです。

これは、重力やふくらはぎの筋肉の影響で自然に起こる現象です。


② 足首を積極的に曲げた場合


意識的に足首を背屈(つま先を上に向ける)させると、90度より小さい角度になります。 これは、すねの前側の筋肉(前脛骨筋など)が収縮することで起こります。


③ 筋肉の硬さや緊張がある場合


筋肉の硬さや過度な緊張があると、リラックスしづらくなり、

足首がより底屈方向に傾くことがあります。

特に、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が硬くなっていると、この傾向が強くなります。


リラックス時に足首の角度が90度以上だとどうなる?

仰臥位で足首が90度以上(底屈方向に傾いている)場合、

以下のような影響が出る可能性があります。


① ふくらはぎの筋肉の短縮・硬化


足首が自然に底屈方向に傾いていると、

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が短縮しやすくなります。


影響: 筋肉が硬くなり、足首の柔軟性が低下し、歩行時につま先が引っかかりやすくなる(足関節の可動域が狭くなる)。


② 足首の背屈制限(可動域の低下)


足首が長時間底屈した状態が続くと、

足首を背屈(つま先を上げる動作)しづらくなることがあります。


影響: 歩くときにつま先が上がりにくくなり、すり足のような歩行パターンになったり、転倒リスクが増加する。


③ アキレス腱の短縮


アキレス腱は足首の動きに大きく関与しており、底屈が続くと徐々に短縮する可能性があります。


影響: アキレス腱が短縮すると、しゃがみ込み動作やランニング時に足首が十分に動かせず、バランスを崩しやすくなる。



④ 足底筋膜の負担増加


足首が底屈したままだと、足の裏の足底筋膜に過度な負担がかかることがあります。


影響: 足底筋膜炎のリスクが上がり、かかとや足裏に痛みが出る可能性がある。



⑤ つま先立ち歩行の癖がつく(特に子ども)


子どもや神経系の問題を持つ人では、足首が常に底屈していると、つま先立ちで歩く癖がつくことがあります。


影響: 足の裏全体を使ったバランスの良い歩行が難しくなり、足への負担が増す。


⑥ 血行不良やむくみ


足首が極端に底屈した状態が続くと、ふくらはぎの筋肉が十分に動かず、血液循環が悪くなる可能性があります。


影響: むくみや冷えの原因になり、長時間の仰臥位ではエコノミークラス症候群のリスクも上がる。


足首の角度を適切に保つための対策

リラックス時に足首の角度が90度以上になりやすい場合は、以下のような対策が有効です。


足首のストレッチ(特に背屈ストレッチ)

仰臥位で足首を90度に保つ工夫(クッションや装具を活用)

適度に足を動かし、血流を促進する


もし90度以上の底屈が続く場合は、日常的なストレッチやリハビリを意識することが大切です!


まとめ

仰臥位での足首の角度は、リラックス時には約90度に近いですが、

筋肉の状態や動作によって変化します。


  • リラックス時 → 90度前後(やや底屈方向)

  • 足首を積極的に背屈した場合 → 90度より小さくなる

  • 筋肉が硬い場合 → 90度より大きく底屈方向に傾く


また、リラックス時に足首の角度が90度以上だと、ふくらはぎの硬化、可動域の低下、血行不良などの影響が出る可能性があります。


普段あまり意識しない足首の角度ですが、姿勢や歩行、リハビリにおいて重要な指標となることもあります。


足首の柔軟性を意識しながら、健康的な体を維持しましょう!



この記事の執筆者

助川友樹



助川友樹



資格:


​・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー


・BFR認定トレーナー(加圧)


・健康管理士一般指導員


・南カルフォルニア大学 人体解剖修了



経歴:​


2013年3月  新潟県トレーナー系専門学校卒業


2013年4月  某タレント有名パーソナルトレーニングスタジオに就職


2015年10月  副店長に就任。社内研修担当としても活動


2018年3月~ 独立し、grlowパーソナルジムをオープン。 現在8期目



超有名芸能人や有名企業社長の指導経験有り。

健康志向~ビジネスパーソンの方に幅広く支持されています。


 
 
 

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