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【慢性肩こり・猫背を根本から整える】胸椎を動かす「背負い投げストレッチ」

執筆者の写真: 助川 友樹
助川 友樹
8月19日
読了時間: 7分

「肩を揉んでも、すぐに凝りが戻ってしまう…」

「姿勢を意識しているのに、気づくと猫背に戻っている…」


デスクワーク中、猫背になる女性

そんなお悩みはありませんか?


肩こりや猫背というと、「肩が硬い」「背中の筋肉が硬い」と考えがちですが、

実は胸椎(きょうつい:胸の背骨)の動きも重要なポイントになります。


今回は、胸椎の回旋(ひねり)と屈曲・伸展(丸める・伸ばす)を組み合わせながら、

胸郭と体幹の連動を引き出す「背負い投げストレッチ」をご紹介します。


なぜ胸椎の動きが姿勢に重要なの?

胸椎は、首と腰の間にある12個の背骨です。


胸椎

胸椎は肋骨とつながっているため、

単純に「背骨を動かす場所」というだけではありません。


胸椎・肋骨・胸郭は、呼吸や上半身の回旋・屈曲・伸展などに関わる重要なユニットとして働いています。


ところが、デスクワークやスマートフォンを見る時間が長くなるなど、

日常的に同じ姿勢が続くと、胸椎や胸郭を十分に動かす機会が減ってしまいます。


すると、必要な動きを胸椎だけで担えなくなり、

首・肩・腰など別の部位が動きを補う「代償動作」が起こることがあります。


そのため、肩こりや猫背が気になるからといって、

肩だけを揉んだり、無理に胸を張ったりするだけでは十分ではありません。


「どこが動きにくくなっているのか」

そして、

「その動きをどこが代わりに補っているのか」

という視点が大切です。


胸椎を動かす「背負い投げストレッチ」

今回ご紹介するのは、座った状態で行う胸椎のモビリティエクササイズです。


右肘を大きく動かしながら、胸椎の回旋・屈曲・伸展を連続的に行います。


「背負い投げ」のような動きをイメージすると、動作を覚えやすくなります。


ただし、ポイントは腕を大きく動かすことではありません。

腕をきっかけにしながら、胸椎から身体を動かしていくことが重要です。


やり方

① 基本姿勢をつくる

ベンチや椅子に浅く座ります。

足は肩幅程度に開き、骨盤を安定させます。

右手を右肩の上に置き、左手は腰の後ろへ回します。

まずは無理に背筋を伸ばそうとせず、自然な姿勢からスタートしましょう。


② 「背負い投げ」のように胸椎をひねる

右肘を「背負い投げする」ようなイメージで、後方へ動かします。

このとき、

「腕で回す」のではなく「胸からひねる」ことを意識してください。

肩関節だけを大きく動かすのではなく、胸椎の回旋を引き出していきます。


③ 右肘を左膝方向へ近づける

そこから右肘を左膝方向へ近づけながら、身体を丸めていきます。

このときは、ゆっくり息を吐きながら行いましょう。

胸椎の屈曲と回旋を組み合わせながら、肋骨をコントロールしていきます。

「背中を丸める」というより、「胸郭ごと身体を包み込む」

ようなイメージでもOKです。


④ ゆっくり元の位置へ戻る

戻るときは、来た道をたどるようにゆっくり戻します。

最後は胸を開き、胸椎の伸展方向へ動かします。

ここで重要なのが、反動で戻らないこと。

「行き」だけではなく「戻り」まで自分でコントロールすることで、胸椎をさまざまな方向へ動かす練習になります。


効果を引き出す3つのポイント

POINT 1|息を吐きながら丸める


身体を丸めるときに、ゆっくり息を吐き切ります。

呼気によって肋骨の動きをコントロールしやすくなり、腹筋群も働きやすくなります。

特に、「胸椎を動かす+呼吸を合わせる」という組み合わせがポイントです。


POINT 2|骨盤を動かしすぎない


ひねる動作につられて、骨盤まで大きく回ってしまわないようにします。

完全に胸椎だけを動かすことはできませんが、骨盤の動きを必要以上に出さないことで、

胸椎の動きを感じやすくなります。

「骨盤はなるべく安定させて、胸からひねる」と意識してみてください。


POINT 3|反動を使わず、戻りまでコントロールする


胸椎の可動性を高めたいからといって、勢いよくひねる必要はありません。

むしろ、ゆっくり動いて、ゆっくり戻る。

このコントロールが重要です。

特に戻る動作では、胸椎の伸展と回旋を自分の力でコントロールすることを意識しましょう。


おすすめの回数

まずは、左右15回 × 2セット

を目安に行ってみてください。

ただし、回数をこなすことが目的ではありません。

15回目でも1回目と同じように丁寧に動けることを優先しましょう。


「胸椎を動かせば肩こりが治る」わけではない

ここは非常に重要です。

胸椎の可動性を改善することは、姿勢や肩周囲の運動機能を考えるうえで有用なアプローチの一つです。


しかし、

「胸椎が硬い=肩こりの原因」と単純化することはできません。


肩こりや猫背には、

  • 胸椎・胸郭の可動性

  • 頸椎の運動

  • 肩甲帯のコントロール

  • 呼吸パターン

  • 骨盤・股関節の動き

  • 筋力や持久力

  • 日常的な姿勢や活動量

  • 痛みに対する身体の反応

など、さまざまな要素が関係しています。


だからこそ、「硬いところを伸ばす」だけではなく、

「身体のどこが動きにくく、その結果どこが代わりに頑張っているのか」

を見ることが大切です。


姿勢改善は「頑張って胸を張る」ことではない

猫背を改善しようとして、常に胸を張っている方も少なくありません。

しかし、姿勢を筋力で無理やり固定するだけでは、かえって首や腰に負担がかかる場合があります。


大切なのは、必要な場所が、必要な方向へ動けること。

そして、その動きを身体がコントロールできることです。


今回の「背負い投げストレッチ」も、単純に背中を伸ばすためのストレッチではありません。

胸椎・胸郭・呼吸・体幹を連動させながら、

「動ける背中」をつくるためのエクササイズとして取り入れてみてください。


慢性的な肩こりや猫背に悩んでいる方は、肩だけを見るのではなく、

まず「胸椎がどう動いているか」に目を向けてみましょう。


注意事項

運動中に痛みやしびれ、強い違和感が出る場合は無理に続けず、中止してください。

また、肩や背中に既往症がある方、現在治療中の方は、

必要に応じて医療専門職へ相談したうえで行うことをおすすめします。


「姿勢を頑張って正す」のではなく、「自然に動ける身体をつくる」。

それが、長期的な姿勢改善につながる大切な考え方です。


姿勢改善・肩こり・腰痛・スタイル改善を専門とするgrlowパーソナルジムでは、一人ひとりの姿勢や身体の動きを確認しながら、その方に必要な運動を組み立てています。


「肩を揉んでもすぐ戻る」「猫背をどう改善すればいいかわからない」という方は、

まず現在の身体の使い方をチェックしてみましょう。


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grlowパーソナルジムとは

grlowパーソナルジムは、渋谷にある姿勢改善専門のパーソナルジムです。

肩こり・腰痛・猫背・巻き肩・反り腰・ぽっこりお腹など、

姿勢や身体の使い方が原因となるお悩みに対し、

呼吸・胸郭・背骨の動きを整えながら根本改善を目指します。


筋肉を鍛えるだけではなく、一人ひとりの姿勢や動作を評価し、

その方に合ったトレーニングをご提案。

慢性的な痛みの改善からスタイルアップ、健康維持まで幅広くサポートしています。


「整体に通ってもすぐ戻る」

「筋トレをしても身体が変わらない」

「年齢とともに姿勢や体型が気になってきた」という方にも多くご利用いただいています。


NSCA認定資格を持つトレーナーが、運動が苦手な方や初心者の方にも分かりやすく丁寧にサポート。

渋谷駅(恵比寿・代官山も徒歩圏内)からアクセスしやすく、

お仕事帰りやお買い物ついでにも通いやすい立地です。

まずはお気軽に体験トレーニングへお越しください。


この記事の執筆者

助川友樹

パーソナルトレーナー歴13年、通算1万件以上指導。


grlowパーソナルジム代表トレーナー助川友樹

自らの姿勢に愕然とし、筋トレだけでなく

ストレッチやピラティス・ヨガの要素を取り入れ

極度の猫背・ストレートネック、慢性肩こり・腰痛、ウエストの太さを克服。


様々な症状や悩みに合わせメニューを提案する幅広い引き出しの多さが

高齢者~ビジネスパーソン、産後ケアまでご好評いただいてます。


資格:


​・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー


・BFR認定トレーナー(加圧)


・健康管理士一般指導員


・南カルフォルニア大学 人体解剖修了



経歴:​


2013年3月  新潟県トレーナー系専門学校卒業


2013年4月  某タレント有名パーソナルトレーニングスタジオに就職


2015年10月  副店長に就任。社内研修担当としても活動


2018年3月~ 独立し、grlowパーソナルジムをオープン。 現在9期目



 
 
 

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